2019/10/25
岡山大学が中国で「第六回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催
岡山大学は、10月19日、中華人民共和国遼寧省大連市の大連理工大学で「第六回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
コンテストは中国東北三省(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の大学で日本語を学習する学生への支援と、日中の大学の連携強化を狙いとして、国立六大学国際連携機構(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センターの協力を得て実施しています。また、当日は大連理工大学の学生ボランティアがコンテストの運営をサポートし、同大学国際合作与交流処の叢豊裕処長らが来賓として出席しました。
“中国に伝えたい日本文化”と“日本語の勉強を通して学んだこと”をメインテーマとした今回は、13校から29人の応募があり、書類による第一次審査で選抜された10人の学生が、200人近い聴衆の前でスピーチを行いました。
審査委員は、岡山大学の木村邦生国際担当副学長のほか、在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所の大熊雅昭次席領事や、国立六大学の教員が担当しました。厳正な審査を行い、最優秀賞第1位に大連外国語大学の韓芯如(カンシンジョ)さん、第2位に大連理工大学の唐若娜(トウルワナ)さんが選ばれ、岡山大学から副賞として同大学への5日間の研修旅行を贈呈しました。また、特別賞として在瀋陽日本国総領事館から総領事賞に、東北師範大学の田東平(デントウヘイ)さんが選ばれ、大熊次席領事から賞状と賞品が授与されました。
岡山大学は、今後も、中国東北地区の大学との30数年にわたる交流に基づき、岡山大学および国立六大学と中国東北地区の大学との学術交流を促進し、日中友好の架け橋となる人材を育成していきます。