2019/04/24
中国の大学とのジョイントシンポジウムを中国・同済大学で開催

国立六大学(国立六大学国際連携機構)は3月25日、E9(Excellence 9:中国卓越大学連盟)加盟大学と、中国でジョイントシンポジウムを開催しました。文部科学省に採択されている岡山大学の「スーパーグローバル大学創成支援事業」の一環として実施しました。
本シンポジウムは、E9加盟校の一つである同済大学で開催。学生と研究者のモビリティを強化する方策について、国立六大学から6人、E9加盟校から9人の教職員が受入れ・派遣プログラムや研究者の交流プログラム、先進的な取り組み状況などについて発表し、国立六大学とE9の教職員や日中両国の学生など68人が参加しました。
国立六大学からは、大谷吉生金沢大学国際担当副学長および村田芳行岡山大学グローバル・パートナーズセンター長(3月25日当時)が研究者のモビリティを強化する方策を検討するセッションでファシリテーターを務めました。日中のアライアンス間の学生・研究者交流に対するビジョンを共有し、今後の交流について具体的な提案を交わすことができました。
国立六大学連携コンソーシアムとE9は、2016年11月28日に国際交流協定を締結し、アライアンス間連携の取組みを進めています。2018年11月には日中平和友好条約締結40周年の記念の年に合わせて、さらなる交流の拡大を目指して淡路島宣言を締結しました。今後もE9をはじめとする現地大学と協力し、日本の大学のプレゼンスを高めるとともに、日本留学の促進とグローバル人材の養成を推進していきます。

シンポジウム参加者集合写真

シンポジウム参加者集合写真