岡山大学は9月16~17日、国立六大学(国立六大学国際連携機構)の協力のもと、日本の大学での研究の魅力を伝える「Academicセミナー」をインドネシアのボゴール農科大学とインドネシア大学で開催しました。
当セミナーは、文部科学省より受託している日本留学海外拠点連携推進事業(ASEAN)の一環として開催しました。9月16日でのボゴール農科大学では、セミナー前に国際担当の教員らを表敬訪問。日本の大学で博士号を取得した現地の教員も参加し、日本留学に向けた活発な意見交換となりました。セミナーでは、千葉大学、熊本大学、本学の講義に加え、在インドネシア日本国大使館広報文化部の高橋佑輔一等書記官とBritantia JULIANT氏も参加し、文部科学省国費外国人留学生奨学金についても講演が行われました。
17日でのインドネシア大学では、JASSOインドネシア事務所のリンジャニ・ハナニ・スユ教育アドバイザーも参加。日本留学に関する個別相談を実施し、2日間で合計約190人の現地大学生、同窓生、教員らが参加しました。
インドネシアは、2億人を超える人口規模を有しており、日本留学者数の増加が見込まれています。今後も国立六大学や現地大学と協力し、日本の大学での研究の魅力を伝える本セミナーを通じて、日本留学を促進する本事業を推進していきます。
●日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)
岡山大学は、2014年9月より留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に取り組んでいます。2018年4月からは日本留学海外拠点連携推進事業となり、対象がASEAN全域に拡大されました。ミャンマーに設置されている岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)を中心に、日本留学促進のための事業を行っています。
<セミナー講師(分野)>
千葉大学 織田 雄一 国際未来教育基幹・教授(国際教育)
熊本大学 澤 智裕 大学院生命科学研究部・教授(微生物学)
岡山大学 門田 功 自然科学研究科教授・グローバル人材育成院副院長(有機化学)
岡山大学 村田 芳行 環境生命科学研究科教授・日本留学海外拠点連携推進事業統括マネージャー(日本留学相談)