2022/12/23
国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟による第2回ジョイントシンポジウムをオンラインで開催

国立六大学国際連携機構では、2022年12月9日、国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟との共催により、日本(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)と台湾(台北医学大学、国立台北科技大学、国立台北大学、国立台湾海洋大学)をオンラインで繋ぎ、両コンソーシアム間の研究交流の促進とネットワークの強化を目的として、ジョイントシンポジウムを開催しました。
国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟とは2020年6月に国際交流協定を締結。2021年12月には、初めての協力事業として第1回目のジョイントシンポジウムが国立台北科技大学の主導によりオンラインで開催され、今回はそれに続く第2回目の協力事業として、岡山大学の主導により開催しました。
シンポジウムの冒頭では、開会の辞で国立六大学を代表して岡山大学の槇野博史学長が、「新型コロナウイルス感染症の影響は研究者や学生の国際交流にも暗い影を落としたが、共同研究を推進し、次世代の人材を育成することで、サステナビリティとウェルビーイングを体現する社会の実現に貢献することが、我々大学に課せられた使命であり、本日のテーマは、まことに時宜にかなったものである」とあいさつし、10大学の研究者や学生らの参加を歓迎しました。また、国立台北大学の李承嘉学長のあいさつに続いて、岡山大学の横井篤文上席副学長(特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当)が”Toward Human and Planetary Well-being: Synergies between the SDGs and Climate Action”と題して基調講演を行いました。
今回のシンポジウムでは国立六大学と台北大学連盟の加盟大学から10人の研究者がプレゼンターとして参加し、Global Health & Digital TransformationとCarbon Neutral& Local Initiativesの2つのセッションに分かれ、プレゼンテーションと意見交換が行われました。今回のシンポジウムには約100人の事前登録があり、両コンソーシアム加盟大学の研究者や学生等らが参加。日本と台湾が共通して抱える重要な社会課題について、様々な角度から知見を深めました。

参加者による記念撮影