2025/12/23
国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟が学生交流協定を締結

12月5日、岡山大学において、国立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)と台北大学連盟(台北医学大学、国立台北科技大学、国立台北大学、国立台湾海洋大学)が、学生交流協定の調印式を執り行いました。国立六大学連携コンソーシアム国際連携機構の機構長を務める岡山大学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)と、台北大学連盟の幹事校である国立台北科技大学の王錫福学長が協定書に署名し、両コンソーシアムから関係者が出席しました。

国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟は、2020年6月の国際交流協定締結以来、研究交流の促進やネットワーク強化を目的として毎年ジョイントシンポジウムを開催するなど、友好関係を継続しており、本年5月には国際交流協定の更新を行いました。

今回の学生交流協定締結により、両コンソーシアムはこれまでの研究交流に加え、国際的な教育交流のさらなる推進に合意しました。加盟大学の学生に対し、国境を越えた有意義な学術経験を提供することを目指すもので、鈴木副学長からは、長年にわたる協力関係への謝意とともに、今後の一層の連携深化への期待が述べられました。

また同日、調印式に続いて岡山大学で開催された第5回ジョイントシンポジウムでは、新たな試みとしてユースセッションを実施しました。両コンソーシアム加盟10大学の学生が参加し、シンポジウムの内容を踏まえて「学生として何ができるか」について議論を行い、グループごとに意見を発表しました。この取り組みは、学生交流促進に向けた第一歩となりました。

鈴木岡山大学副学長(左)と王国立台北科技大学長(右)

署名の様子

集合写真