2024/09/20
国立六大学学長会議・国立六大学連携コンソーシアム協議会合同会議を開催

9月6日、第65回国立六大学学長会議・第41回国立六大学連携コンソーシアム協議会合同会議を岡山大学本部棟6階第一会議室において対面で開催しました。
国立六大学学長会議は、旧官立の医科大学を前身校とする千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学および熊本大学で構成されており、これまでの緩やかな連携を包括的かつ強固な連携関係へ深化させるため、平成25年3月6日に「国立六大学の包括的連携に関する協定書」を締結、六大学連携コンソーシアムを設置し、国際、教育、研究および広報の各分野においてさまざまな連携事業に取り組んでいます。
はじめに文部科学省の森友浩史大臣官房審議官(高等教育局担当)から「高等教育を取り巻く最近の動向等について」の情報提供があり、博士課程人材やグローバル人材の育成に係る支援の在り方や課題等、大学病院における研究力低下や働き方改革への対応等に関する質疑応答が行われました。
続いて、大学院の研究力強化の取り組みについての意見交換、教育連携機構長および広報連携機構長の選任、各連携機構における取り組みの報告を行いました。
会議終了後、参加者は、研究設備・機器の共用化の強化の一環として岡山大学異分野基礎科学研究所に導入、令和6年2月から共用を開始したクライオ電子顕微鏡「KriosG4」(300 kV、サーモフィッシャ社)とそのデモンストレーションを見学、その後、建築家である隈研吾岡山大学特別招聘教授の監修により建築した、木造CLTパネルを活用した最先端の工法による木造建築物である岡山大学共育共創コモンズ(OUX:オークス)を見学し、それぞれ、熱心な質問・意見交換が行われました。

合同会議の様子

 

森友審議官による情報提供

 

沈異分野基礎科学研究所長によるクライオ電子顕微鏡の説明

 

施設見学(共育共創コモンズOUX(オークス))