2016/03/03
国立六大学国際連携機構がオランダNufficとの包括協定を締結
国立六大学国際連携機構は3月3日、オランダの政府系独立機関Nufficとの包括協定を締結しました。同協定では、日本とオランダが高等教育レベルでの協力関係や流動性を高め、両国のグローバル化に寄与することを目的としています。
調印式では、国立六大学国際連携機構長である荒木勝岡山大学理事・副学長(社会貢献・国際担当)とEP-NufficのTheo Hooghiemstra(テオ・ホーフヒームストラ)理事が包括協定へ署名。そのほか、国立六大学国際連携機構として岡山大学の横井篤文学長特命(国際戦略担当)上級グローバル・アドミニストレーター(UGA)、金沢大学の小島壯一国際機構特任准教授、長崎大学の山下龍言語教育研究センター助教が出席しました。
本協定の締結を契機に、国立六大学とオランダの大学との教育・研究交流推進が期待されます。
【Nufficについて】
オランダ・ハーグに本部を置くNufficは、1952年に創設されたオランダ高等教育国際協力機構(Nuffic)が、2015年にヨーロピアンプラットフォーム(EP)と統合して発足した政府系の独立機関で、中国・韓国・インド等に海外事務所を設置しています。オランダ教育の国際化のための専門知識とサービスを提供しており、対象とする教育は初中等から職業・高等教育に及びます。
包括協定に署名したHooghiemstra(ホーフヒームストラ)理事と荒木機構長/岡山大学理事(右)
調印式に出席したEP-Nufficと国立六大学国際連携機構の関係者ら