2017/02/12
ミャンマーにてアカデミックセミナーを開催

岡山大学では、留学コーディネーター配置事業の一環として、2月11日(マンダレー)と12日(ヤンゴン)にミャンマーにてアカデミックセミナーを開催しました。本セミナーは、日本留学フェアのアンケートで「奨学金がなくても留学したい」「修士課程に留学したい」と回答した学生層を対象に、「留学実現までの後押しにする」ことを目的とし、「六大学」講師による模擬授業及び個人相談を実施しました。

模擬授業では、千葉大学園芸学研究科國分尚教授による「ミャンマーの野生遺伝資源の園芸的利用の可能性」、新潟大学ミャンマー感染症研究拠点渡部久実特任教授による「東南アジアにおける国際医療協力」、熊本大学薬学部和田美貴代特任准教授による「薬学とフィールドサイエンスの融合による東アジアにおける有用植物資源」、長崎大学工学研究科村上裕人准教授による「長崎大学大学院工学研究科における教育と研究及び機能性有機・高分子材料の開発」、岡山大学大学院自然科学研究科舩曵信生教授による「Java Programming Learning Assistant System」、金沢大学国際機構留学生センター峯正志教授による「日本語・日本文化研修生の金沢大学における卒業研究」 の講義を行った他、岡山大学日本留学情報センター野原稔和留学コーディネーターより「日本留学ワンポイントアドバイス」と題するセミナーを実施しました。個別相談にも「六大学」講師に多くの質問が寄せられました。

マンダレー会場には約300名、ヤンゴン会場には約100名のミャンマー人学生が参加し、両会場共ににぎわいを見せていました。また、「六大学」教員にミャンマーの大学や学生を知ってもらい、近い将来にミャンマーからの留学生を受け入れてもらうための第一歩とすることができました。

岡山大学は、平成26年10月に文部科学省委託事業「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)」に採択され、ミャンマーからの日本の高等教育機関への留学生受け入れを促進するため、平成27年2月にヤンゴン市内に「岡山大学 日本留学情報センター」を設置し、平成27年3月には、様々な機関の垣根を越え、オールジャパンで日本留学を促進するための司令塔となる留学コーディネーターを常駐させています。

 

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講義の様子(マンダレー会場)

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個別相談コーナー(マンダレー会場)

(参考)

留学コーディネーター配置事業HP

http://www.okayama-u.ac.jp/user/myanmar/index.html

 

【本件問い合わせ先】

岡山大学グローバルパートナーズ事務部 留学交流課

TEL: 086-251-8937