2022/12/09
オンラインによる異文化交流プログラム「ASEAN-Japan Virtual Cultural Exchange Programme 2022」を開催

国立六大学国際連携機構は、2022年11月29日~12月1日の3日間、アセアン大学連合(AUN:ASEAN University Network)と国立六大学の学生が、一緒に様々なアクティビティを行いながら異文化への理解を深め、コミュニケーションスキルの向上を目指すオンラインの交流プログラム「ASEAN-Japan Virtual Cultural Exchange Programme 2022」を開催しました。AUNと国立六大学の加盟大学から60人の学生が参加し、AUNと国立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学による大学コンソーシアム)の共催で行われました。
11月29日に行われた開講式では、AUNのCholtis Dhirathiti事務局長とともに鈴木国立六大学国際連携機構長・岡山大学国際担当副学長があいさつし「直接顔を合わせることができないのは残念ですが、オンラインでの交流は新たな機会や興味深い繋がりを生み出す可能性を与えてくれると思います。この3日間に予定されているアクティビティを通じて、積極的に考え、意見を述べ、普段接することのない国籍や背景の異なる学生達と交流し、お互いを理解し、尊重し合うことを心がけてほしいと思います」と、参加した学生たちを激励しました。
プログラムでは、文化の多様性についての専門家による講義や、Gather. Town(アバターを通して実生活のようにコミュニケーションができるオンラインビデオ電話サービス)を使用してのミュージアムツアーやクイズ、ASEANの国々と日本の昔話の相違点について議論するグループワークなどが行われました。最終日には、タイの祭りである「Loy Krathong(ロイカートン)で使用される装飾を作成するワークショップが行われ、今年の振り返りや来年への抱負をお互いに発表しました。

グループワークの様子

Gather. Town上での交流の様子

ワークショップで作った作品を共有する参加学生