2025/07/15
アジアの芸術・文化を通じた交流イベント「The 20th ASEAN and 10th ASEAN+3 Youth Cultural Forum」に国立六大学の学生が参加
6月22日から27日までタイ・チュラロンコン大学で開催された「The 20th ASEAN and 10th ASEAN+3 Youth Cultural Forum」に千葉大学と岡山大学の学生6名で結成した日本大学生代表団が参加し、日本文化の魅力を発信しました。
本フォーラムは、ASEAN University Network(AUN)および日中韓の加盟大学の学生が集い、芸術・文化を通じて交流を深めることを目的として毎年開催されています。参加学生は、ASEANと日中韓の多様な文化を学び、自国の伝統文化を表現する貴重な機会となりました。
メインイベントでは、日本大学生代表団の学生が日本の伝統舞踊「南中ソーラン」を披露。力強く躍動感あふれるパフォーマンスは会場を沸かせ、終演後には参加者全員が一緒に踊るなど大変な盛り上がりを見せました。また、日本文化ブースでは、抹茶ときび団子の提供や七夕文化の紹介を行い、約200人の参加者に日本文化の魅力を伝えました。
岡山大学から参加した魏皓輝さんは、「遠隔地での合同練習が困難な中、本番3時間前に初めて6人全員が揃いましたが、互いに協力して最高のパフォーマンスを創り上げることができました。この貴重な経験を今後の活動に生かしたい」と感想を述べました。
国立六大学(千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本)とAUNは、約10年にわたり活発な交流を続けており、今後もこのネットワークを活用した国際交流のさらなる発展が期待されます。
南中ソーランを踊りきった日本大学生代表団の学生
タイ・チュラロンコン大学で開かれた歓迎会の様子