2024/11/01
「第十回岡山杯日本語スピーチコンテスト」をオンラインで開催

 岡山大学は10月18日、オンラインで中国現地と国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)をつなぎ、「第十回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
 本スピーチコンテストは中国東北三省(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の大学で日本語を学習する学生への支援と、日中の大学の連携強化を狙いとして、国立六大学国際連携機構、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センターの協力を得て開催しました。オンラインでの実施にあたっては、東北師範大学(中国・吉林省長春市)の学生ボランティアや職員が、中国現地で運営をサポートしました。
 コンテストでは、動画による第一次審査で選抜されたスピーチ部門4人、朗読部門6人の計10人の学生がオンラインで参加した東北三省及び国立六大学の聴衆の前で発表を行い、審査委員は、在瀋陽日本国総領事館の浜田隆総領事の他、岡山大学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)、国立六大学から出席した教員らが担当しました。
 厳正な審査の結果、スピーチ部門の最優秀賞に大連外国語大学の易思雨(エキシウ)さん、朗読部門の最優秀賞に大連外国語大学の孫東旭(ソントウキョク)さんが選ばれ、表彰を行いました。また、特別賞として在瀋陽日本国総領事館から総領事賞に、大連理工大学の甄理(ケンリ)さんが選ばれました。

鈴木副学長(中央)とスピーチコンテスト参加者らの集合写真

 

 

 

 

スピーチ部門最優秀賞を受賞した易さんと朗読部門最優秀賞を受賞した孫さん

浜田総領事による講評の様子と総領事賞を受賞した甄さん