2022/11/14
「第八回岡山杯日本語スピーチコンテスト」をオンラインで開催

岡山大学は2022年11月4日、オンラインで中国現地と国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)を繋ぎ、「第八回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
本スピーチコンテストは中国東北三省(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の大学で日本語を学習する学生への支援と、日中の大学の連携強化を狙いとして、国立六大学国際連携機構、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センターの協力を得て、2014年から毎年中国現地で実施してきましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、昨年度より、関係機関の協力を得て、オンラインで開催しています。
昨年度に引き続き今年度も、中国現地では、東北師範大学(中国・吉林省長春市)の学生ボランティアやスタッフが運営をサポートしました。また昨年度より、幅広い日本語学習者が参加できるよう、スピーチ部門に加え、朗読部門を新設しました。
今年度は、9校から34人が応募。動画による第一次審査で選抜された各部門5人、計10人の学生がオンラインで参加した東北三省及び国立六大学の聴衆の前で、発表を行いました。
審査委員は、在瀋陽日本国総領事館の片江学巳総領事の他、鈴木孝義国立六大学国際連携機構長・岡山大学国際担当副学長、国立六大学から出席した教員らが担当。厳正な審査を行い、スピーチ部門の最優秀賞に大連理工大学の謝夢園(シャムエン)さん、朗読部門の最優秀賞に大連外国語大学の姜錦(キョウキン)さんが選ばれ、副賞として岡山への研修旅行を岡山大学から贈呈しました。また特別賞として、在瀋陽日本国総領事館からの総領事賞に大連外国語大学の姜晴溦(キョウセイビ)さんが選ばれ、片江総領事から授与されました。

スピーチコンテスト参加者らの集合写真

スピーチ部門最優秀賞を受賞した謝さん(左)と朗読部門最優秀賞を受賞した姜錦さん

片江総領事から総領事賞を授与される姜さん